大阪市北区連携事業 大阪One Greenプロジェクト
「第10回レモンの樹によるOne Greenみどりの回廊つくり」ご協賛のお願い
一般社団法人テラプロジェクトOne Green実行委員会
実行委員長 小林 昭雄(大阪大学 名誉教授)
謹啓 清秋の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。平素は大都市・大阪のみどり化活動の企画・実施につきまして、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
大阪府・大阪市と連携して進めるOne Greenから始まるみどりのまち作りは、阪急ヘップナビオ前にまちのシンボルグリーンとなる「One Greenフラワーケーキ」を市民参加型で整備し、施設管理も11年目を迎えます。このOne Green フラワーケーキを起点として、茶屋町周辺やうめきた2期工事区域(〜2028年全体開業)に向け道路に植栽(One Green)を設置し、期間限定のみどりの回廊作りを継続しています。2016年からスタートした本取組は皆様のおかげで、今年で10回目を迎えます。
2020年からは実のなる植物によるみどりの回廊作りとして、レモンの樹による回廊作りを実施しています。同年に実施した街頭アンケート調査の結果によると、96%が果樹による都市緑化を支持するとの回答を得ることができました。2021年から、収穫したレモンからUMEDA LEMON JAM、2022年からUMEDA LEMON BEERを製造し、緑化の成果物を地域ブランドとして育てる取り組みを進めています。
本年は、JR大阪駅南側の歩道の拡張工事が終わり、拡張された歩道にレモンの樹を設置、より連続性のある回廊作りを計画しました。昨年より広範囲な公共空間にレモンの樹を設置し、梅田の街に彩りと実りの風景をお届けします。
中長期的には、JR大阪駅周辺の「梅田コネクトロード」など歩道整備が進むエリアや、周辺地域への活動拡大を目指します。「実がなる」という特性は、子どもから大人まで生命のサイクルや自然の恵みを五感で体験する機会を提供できます。これは、環境保護や持続可能な社会の実現に向けたSDGs(特に目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標12「つくる責任 つかう責任」)への意識を、身近な実体験として育む機会を提供します。レモンの樹の成長を見守り、収穫を分かち合う過程は、世代を超えた人々が交流するきっかけとなり市民自らの栽培意識を高め、地域に一体感と活気をもたらす地域コミュニティの活性化が期待されます。実をつけたレモンの樹は、都市の景観に季節感と物語性を付加し、独自の魅力とアイデンティティを創出し、「梅田レモン」という地域ブランドの育成は、観光資源化や地域経済の活性化にも寄与します。都市の利用者に緑と実りによる癒しと安らぎを提供するとともに、環境への配慮を促すことで、来訪者への「みどりでおもてなし:Green Hospitality」を具現化し新たな地域の魅力としての価値を創造する機会になればと考えます。
企業、地域自治会、行政、研究者が一体となって都市緑化と地域活性化を推進する、持続可能なボトムアップ型連携モデルを構築し、「日本みどりのプロジェクト推進協議会」を通じて大阪から全国へ発信し、大阪の都市がみどりと共生し、豊かさと活気に満ちた持続可能な未来社会を築き上げることに貢献していきたいと思います。
つきましては、誠に恐縮ではございますが、皆様から可能な限りのご協賛を賜りますようお願い申し上げます。なお、ご協賛の内容につきましては、下記のようにご案内させていただきます。何卒宜しくお願い致します。
謹白
記
1. 法人企業:1口 50,000円(税別)
(実付レモンの樹1本、樹に企業名もしくは商品名を記載して設置。設置、管理、撤去費込)
3. お支払方法:ご請求書を発行します。銀行振込にてお支払い下さい。
4. 設置期間:令和7年11月26日(水)〜令和7年12月26日(金)
5. 設置場所:予定候補地(梅田周辺) *申込書裏面をご確認ください。
*梅田地域以外の特定の場所や設置期間終了後にレモンの樹の引取をご希望される場合はご相談下さい
問い合わせ先 一般社団法人テラプロジェクトOne Green 実行委員会 担当 峯平・矢野
TEL.06-6312-3407 FAX.06-6312-3410 e-mail. info@thera-projects.com